2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルーのライトで自殺防止

中央線の荻窪で眼を覚ますと、ホームが青白いライトで照らされていた。 なんだろうと思って、家に帰ってから調べてみると、どうやら自殺防止の実験らしい。効果があるといいな、と思う。自殺者に対してカワイソーという意識よりも、僕の使う電車がとまるのが…

箍(タガ)を嵌(ハ)めたのは誰か?

たいていの人間は心に善のタガがある。そのため思い切った行動がとれん。すばらしい悪への恐れがあるのだ。だが、ごくまれに善なるタガのない人間がいる。 生きている猫をライターの火であぶる。砂に埋めて顔に石を投げつける。子供にタバコの火を押し付ける…

内弁慶マシーン

あるあるネタなんだけど。 ケータイの調子が悪くて、イライラしながら使っている。絶対壊れてるだろコレ!という症状を連発し、ケータイ販売の業者に持ち込む。ちょっとこれ、買ったばかりなのにどういうことだよ!店員に詰め寄り、症状を話す。店員が確認さ…

「欲しいもの」に対する時間軸的見解

「うわ、なにこれ、すげー欲しい!」と思うものを見かけることがある。しかしそんなときにいくつかの物事を考える。そのうちのひとつが、時間軸的な意識だ。たとえば、今、欲しいと思った目の前のものは、1年後も欲しいものなのだろうか? 使ったとしてどれ…

いくつかの作り話

仕事で客に振り回されており「そんなんやめちまえ!」と言えない経済弱者です。こんにちは。連日夜まで働いている某CON$さんに怒られそうですが、僕はそんなに仕事好きじゃないんだよ! …えーと愚痴が入ったので、直すか。 作り話の話。 わりと作り話をする…

神になってしまう人

マイケルジャクソンとか、ジョンレノンの話が出るたびに思うのだが…。たまに、神になってしまう人がいる。神に祀り上げられてしまう、というべきか。 あれって、なんだろうなぁ…。なんかヘンな気分がする。惜しまれつつこの世を去ったのは、わかる。多くの人…

他者へのきっかけになれる文章とはなにか?

頭が良い人たちが多数いて、そういう人たちの書いた文章を眺めていて思ったことがある。 彼らの書く文章は基本的にすばらしく、良くできている。意思を感じる意見だし、話の展開が論理的で、文章は緻密で厳密だ。内容は濃厚で他人をうならせる。 …さて。 こ…

「そういう楽しみ方があるのか」と思うのか「楽しめないなんてカワイソー」と思うのか

人には人の楽しみ方というものがある。以前「本を読む」についても、ものすごく流し読みをするヤツがいて「それ、本当に本を読んでるって言えるの?」という問いがあった。同様に「攻略本見ながらゲームをするやつって何? 楽しいの?」という問いがあったり…

システムのボックス化

ある不定の条件において、なにが正しいのかを考え実行するときの手法に、「とりあえず極論値を入れ決め付けてみる」という手法がある。これは僕が学生時代に、数学の実数を求めるときにわりと使った手法。極端な値、たとえば角度を求めるとき、ゼロとか、100…

あるエゴイスト

ドラえもんの「ジャイアン」、バックトゥザフューチャーの「ビフ・タネン」、オペラ座の怪人「ファントム」が、他人を凌駕して優れているポイントがある。これは「エゴ」だ。この三人はおそろしくエゴというものを使う。意図して暴力を振るう。すばらしい悪…

極貧と裕福の差、さらにはゲーム性について

極貧というものを体験したことがない。したい、というわけじゃあないけれど。 ちょっとしたテストをしたことがある。人体実験だ(僕はわりと人体実験が好き)一ヶ月の食費を2万円まで落としてみた。ほとんどを自炊にすると、もっと削れるだろう。できるけど…

どうでもいい話の話

どうでもいい話の話です。誤字ではありません、念のため。 恋愛テクで女性の気持ちが冷めるパターンというのをたまたま眺めていたら「夢の話をする」というのがあった。寝ている間に見るほうの話だ。夢の話をされると、つまらなくて気持ちが冷めるらしい。 …

思考を遮っているのは何か?

たとえばキミの目の前に全裸の美女が立っていたとして、キミは数日前に購入した一眼レフカメラを手に持っていたとする。このときのキミは、この絶好の被写体に対し、カメラを構え、ファインダを覗き込むだろう。 さて、ここで問題だ。一眼レフを知らない原人…

「誰が言ったか」による

なんか、イチローの名言を眺めていて思ったこと。 イチローってなんかよさそうなこと言ってるけど、意味不明なこと言ってるときもあって、でもソレを見ても「ああ、僕ごときじゃあイチローの言っていることはわからないが、なにか深い意味があるのだろうな」…

結婚式に贈る言葉

「結婚しても、未来の幸福は確約されません」 なんか、婚活ネタを見ていてわりと思うんだけど。この一言が必要なのではないだろうか。誰も、言ってあげなかったんだろうか。結婚すれば幸せになれる、みたいな風潮が、なんか怖い。そんな紙切れで幸福になれる…

生きてるって不自然だよね

唐突に死に掛けた友人がいて、そいつが生還した。それを見ていて思ったのは「生きてるだけで、マシだと思え」という意識だった。人間は複雑な構造を持って動いている。ちょっとした不具合で死ぬ。生きてるってすごい。こんなに自然に反するものなのかと思う…

残酷な神が支配する

ときどき、考える。なぜ、僕にはこうも才能がないのか。さまざまな分野において、それを感じる。なぜ全員がキリストのようになれないのか。なぜ全員がイチローのようになれないのか。 個性の問題ではない。個性を発揮し、勝負できるレベルではないのだ。野球…

無限の(アンリミテッド

最近、アウトプットばかりで、インプットが少ない。小説も読まないし、音楽なんてさっぱり聴かない。動画はまったく見なくなってしまった。僕にとって最大消費の漫画も量が減っている。そんな現状。 仕事やら他のことが忙しいとか、そんな言い訳の話は別にど…

在るだけで善い人

僕の世界というものは、僕が中心なので、他人というものがわりと振り回せれるデザインになっている。そういう意味において、他人に対して自分がどう在りたいのか、というものがわりと希薄なのだが、そういう面について、まったく希望がないわけではない。多…

大衆無意識というリソース

人相、魂、オーラの話なのかもしれないが…。 僕とそいつが二人で観光地を歩いている。すると、僕と一緒にいたそいつは、やたらと他人から道を聞かれたり、写真を頼まれたりする。僕が話しかけられることはまずない。ただ椅子に座ってバカ話をしているだけで…

隠されているロジック

なんか一方的な暴力というべきかわからないけど、なんかイラっとくる言葉ってものがある。たとえば「お前ツカエネー」と言われるとムカつく。なぜこれでムカつくんだ? 否定されたから? 期待に添えなかったから? 言うやつがどんなヤツでも、そういわれると…

日々の僕

090909で、なんか気分がいい日ですね。何かをしよう、と思っていたんですが、結局、バタバタと過ぎてしまいました。日差しがあるのに、涼しくて、とても良い気候が続いています。こんなに良い天気に、キミはいったいなにをやっているんだか。 「仕事が忙しい…

体脂肪率11%と死の側面

体質の問題なのだが、僕は脂肪を貯めることができない。多くの人からうらやましがられるし、たしかにメンテナンスフリーに近いので便利でもある。しかし、生命体として劣っているな、と感じるときがある。 僕は病気になると、たぶん死ぬ確率が高い。 食あた…

悪とはなにか?

ある拷問の話だ。 深い真っ暗な落とし穴の中に囚人を閉じ込める。穴は深く、身動きが何とか取れる程度。座ることもできず、立ち続けるほかにない。そうやっておいて、生きる程度の食料を与える。真っ暗な穴の中で、時間はわからず、周囲には誰もいない。囚人…

バタバタと消費していく日々と

バタバタ週間というか月間。やることが山積みだ。つまらないことから重要なことまで。 物事の重要性というものは、そのときの視点に依存する。そのとき、そう思ったこと。そのとき、そう感じたことが、すべての真実だ。それは未来から見たらちっぽけなことだ…

分類とは視点の在り様だ

分類というものに興味がある。分類というものは、概念化の基礎であり、その人がどの分類レベルに視点を持っているのかによって、人間の立ち位置が明確化できるのではないか?と考えているからだ。 たとえば、料理ができない人間から見たら「料理が好きな人た…

ロイヤルストレートフラッシュを欲しがる

誰から聞いたのか忘れたけど、人生のロイヤルストレートフラッシュというものの話で、「金」「健康」「異性」「仕事」「時間」というのがある。この五つはなかなかそろわない。 たいていの場合、どれかがカケている。 なんでもうまくいく世界じゃあない。で…

迷う、ということはどちらでもよい、ということだ

デジカメでさぁ…一眼レフのちょっとイイヤツが、ときどき、思い出したように欲しくなるんだよねぇ。で、カメラ屋に通って、あーでもねー、こーでもねー、と物色して、結局最後にたどり着くところは同じなんだ。 「重いから体力つけるところからはじめないと…

美しい人

「存在するだけで他者にとってプラスになる人間」というものがいる。たとえばキリストはそうだったと考える。権力者からは疎まれたかもしれないが、より多くの人から支持され、存在そのものがプラスだった。だから今でもそのパワーが残っているのだ、と僕は…

美しい作品に、目が眩んでしまう

たぶん今、そういう心境だからだろうけれど。 すごい作品を見ると、思わず閉じてしまう。本だったらページを。webだったらモニタから。目をそらしてしまう。 優れた作品には、吸い寄せられる感覚がある。 「続きを読まずにはいられない」そういう小説はたし…