2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

茨の道は、誰が作ったのか?

自ら進む茨の道は、引き返せる、止められる、というところが最大の難関だ。そして何度もやってくる。自問自答のたびに「自分で選んだんだろ?」そう言い聞かせて進んでいくんだ。 そんなふうに、考えたが … だが、それは違う。 あっちを選べばよかったかもし…

自炊してみたよ! その2

という前日の日記に続いて。外注で本をスキャンしてくれる業者がある。法律的にグレーだとか言われているが、まあグレーなうちに手を打つってのもありかなーと。ブラックになったらどうするんだよ、って? その時は、こっちはデータを削除すればいいだけさ。…

自炊してみたよ!

ipadみたいなタブレットPCの普及で、自炊というものがわりと流行っていると思う。というわけで、漫画を裁断してスキャニングしてみた。会社に設備があったので、ちょっとしたテストがてら。そしてわかったことがある。はっきり言うと、 「めんどくさい!」 …

料理の概念化

あるいは、料理の論理化。体系化。などという表現。 料理って、もっと合理化できると思うのです。 生食、焼く、煮る、蒸す、揚げる、という調理法。 野菜、肉、魚、という素材。 さしすせそ、洋風、和風、中華風、味付けの基準となる調味料。 他にどんなもの…

残酷な話

焼けた鉄板の上に全裸の妊婦を乗せた。彼女のどこにそんな力があるのかというほど叫び、飛びあがったが、僕は彼女を鉄のヘラで押さえつけた。彼女の叫び声なのか、それとも違うなにかの音なのかわからないが、焼けた鉄に水をかけたような音が聞こえた。ヘラ…

文化的な禁忌

暴力をふるうのは悪だ。恋人は一人だけ。働かないのはダメなヤツ。結婚しないと子どもはできない。結婚しないヤツはダメだ。親は大切にするのが当たり前。子どもは愛するのが当たり前。親近相姦、同性愛、SMは変態の行為だからやったら迫害してよい。 デスク…

完璧な化け物

たまーに思うことがあって、 自分にはいろんなものがくっついていて、自分はいろんなものを抱え込んでいて、自分はいろんなものを背負っていて、そういうのは、まあ背負わされているヤツもいるかもしれないが、僕の場合は、たいてい自分から背負っているもの…

おじいちゃんのスマートフォン

おじいちゃん「おい」 スマートフォン「はい。なんでしょう」 おじいちゃん「あれだよ、あれどこいった」 スマートフォン「あなたが、この時間、人差し指だけを伸ばした状態で上下にふり、左手で側頭部を掻いている場合、探し物はおばあさんの可能性が53%、…

人工的な自然体

作られた自然体というものがあって、たとえば写真を撮るときに、レフ版を当てたり、カラー調整したり、ポーズを作ったりする。しかし完成した写真を見ると、作られたほうが自然に見えるというもの。作っていないほうはずいぶんと人工的で不自然だったりする…

Appleの「その発想はなかった」vs「あるある」

ネタの方向性として、2つある。「その発想はなかった」と「あるある」だ。その発想はなかったネタは、AとBを組み合わせて新しいCをつくりだすもの。あるあるネタは、普段からもやもやしていたけど、明言化されていないものだ。 Appleが今回発表したサービス…

税金についての違和感

ある仕事で、政治団体や、市民団体の意見を見る機会があった。彼らの言い分を眺めていて、なんかヘンだと感じたので、書いてみる。 税金を徴収する側は、勝手に金が入ってくるし予算が決まっているので節税しようなんて意識は起きないのと同じ感覚で、徴収さ…

フィギュアと仏像の違いってなんだろう?

仏教を学んだ仏師が仏像を彫るのだろうか? それともプロの彫刻家がいて、仏教徒がその人に頼むんだろうか? 後者のほうが、完成度は高い気がするが、完成度なんて求めているんだろうか? 信仰を持っていない人間が作り出したものでも、多くの人の心を動かす…

チャリティ商売における見解

チャリティと称した商売をわりと見かける。復興。がんばれ日本。いろんな単語が売り買いされている。チャリティと名乗り、いろんな団体がいろんなことを善意で行っている。そういうことをやることに意味がある、そうやって地域復興に役立っているとか、経済…