料理の概念化

あるいは、料理の論理化。体系化。などという表現。
料理って、もっと合理化できると思うのです。
生食、焼く、煮る、蒸す、揚げる、という調理法。
野菜、肉、魚、という素材。
さしすせそ、洋風、和風、中華風、味付けの基準となる調味料。
他にどんなものがあるのか、どういう分類をし、どういうモジュール(単位)にするのかは、わからないけど、これを入れ替える形状にできるはずだ。そうじゃなかったら「適当にぱぱっと」作れるわけがない。そういうことができるスキルの持ち主は、言語化できていないが、料理が論理化されているのだ。
100万のレシピを丸暗記する能力と、論理化して応用できる形状にする能力は、別の能力だ。
コンピュータのような計算方法で、100万のレシピから検索するのは、悪い手じゃあない。数学のように実数を当てはめて恐ろしい量の計算解答を出すのも一つの手法としてありえるし有効だ。だが、本当にそれがベストか、と考える。コツコツやることは本当にベストか? 他に手はなく、どうしようもなく、それしか手がないのなら、コツコツ積み上げるしかないのだが。