2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

財宝が埋まっている

「へうげもの」を読んでいる。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の時代の話だ。僕は歴史というものにさっぱり興味がなく、旅行でお城を見ても「古い建物だね」と思う程度だった。しかし、へうげものを読んで、すこし歴史に興味が沸いてきた。登場人物をネットで…

「うわーどうしたらいいんだ!?」ってなる作り話

暗い夜。見張り台に立つ兵士の男は、先日助けられた友人との会話を思い出していた。友人の幼い娘が、敵対する軍の捕虜になっているという。彼女を助けるため自分はこの地獄のような戦場を生きていける。娘の写真を見せながら、友人は照れくさそうにそう言っ…

「ブログは貯まるもの」という視点から考えると「新はてなダイアリー」は失敗だ

過去データが持ってこられないじゃん。もうこれだけでも十分に失敗は大きいだろう。しかもそのデザインが独裁主義から発せられたものなのか、それともめんどくさいという怠惰から発せられたものなのかで、まったく意味が違う。 はてなだって色々と努力をして…

どこかで見た文章と自分で書く文章

自分で書く、ということが重要だ。 丸写しでは意味がない。オリジナルととても近くても、自分で書くことに意味がある。僕はそう考えている。 パクリとかオマージュとか真似って言われるかもしれないけど。ここに書かれている文章は、どこかしらの有名人が言…

作り話:水戸黄門Z

「お待ちください御老公様」 巌を思わせる顔立ちをした巨漢が、片膝をついて言った。彼の着ている服は町民らしく簡素だったが、男の物腰は規律正しい武士のそれだった。隠そうにも隠せない仕草に、彼を見ていたもう一人の青年はため息をついて言った。 「カ…

ガラス加工の話

ある観光地で観光名所を見たあと、さて何をしようか、もう帰るかー、などとガイドブックを見ていると、最寄りにガラス美術館があった。なんか寂れた観光地って、オルゴールとガラスとトリックアートはだいたいあるよね。アレナニ。設備の維持費が安いとかそ…

毎日書かれている、ということの重要性

数カ月の間、このブログを飛び飛びで書いていた。小さいネタはTwitterのほうに書いて、長文じゃないと意味がわからないネタはブログ用という感じ。しかしだんだん短文に慣れてきてしまい、わざわざ引き伸ばして長文にしなくてもいいかな、なんて思ってしまう…

キッシュとベーグル

去年から引き続き、パンを作っている。 「発酵なしで簡単ベーグル」というレシピを見つけたので、作ってみた。わりと、なかなか、ベーグルじゃあないか。ちょいと焦げたけども味はベーグル。もうちょいイイ小麦粉使えば、良い味になりそう。今度、ココアとか…

他人のためにテレビを見てないか?

「これ面白いよ」とテレビ番組をオススメされることがあった。ゲームや漫画のときもある。あるいは飲食店だったり、芸人だったり、イベントだったり。 あるとき、会社のお昼にOLさんたちがドラマの話をしていて、オススメされたのでちょっと見てみようと思っ…

「驚き」の耐久性

100人乗っても大丈夫な物置の話じゃあないよ。物置ってそもそも100人を乗せるためにあるわけじゃないだろ、とは思うけど。「驚き」というコンテンツの耐久性についてだ。 たとえば、推理小説は驚きが基礎になる。読者は「そういうことだったのか!」と…

車と道路、あるいはiPhoneとインフラ

いままでの形状はこうだ。 「道路がこういう造りだから、こういう車を作れよ」 NTTやドコモが、メーカーに対して携帯電話の要求をしてきた。こういうハードを作れ、と。だからメーカーはその中で作った。インフラが強い状態のときの話だ。 ところがiPhoneの…