茨の道は、誰が作ったのか?

自ら進む茨の道は、引き返せる、止められる、というところが最大の難関だ。そして何度もやってくる。自問自答のたびに「自分で選んだんだろ?」そう言い聞かせて進んでいくんだ。
そんなふうに、考えたが

だが、それは違う。
あっちを選べばよかったかもしれないとか、こっちは失敗だったかもしれないなんて、そんなのは違う。どっちを選んでも幸福になった、すばらしいものになった。そういう意識だ。そしてこちらを自ら選んだ。
歩いているのを茨の道にしているのは、僕だ。
自分の判断が全てを優先する。たしかにその通りだ。自分が歩いている道が茨なのか、光の道なのかさえ、自分の判断が優先される。僕は光の道を行く。僕だけが気持ちいい、僕の道だ。