ミュージカルを見に行こう
映画レミゼラブルを見てきました。
ネタバレ…っていうのか? まあ映画独自展開の部分があるので、ネタバレを含むということで。
思い出しながら、ぽちぽちと気になった部分を書き連ねてみる。
- 完全にミュージカルの映画化なので、終始歌ってる。
- ドアップ多いな。歌いながら難しい動きとかできないからか?
- ファンティーヌ。号泣しながらよくあの歌歌えるなぁ…。
- ファンティーヌ。歯をペンチで引っこ抜かれて、そりゃ死かもな、って感じ。
- ふわふわした幻を見るのは、ファンティーヌだけ。砦後のABCカフェには幽霊が出ないし、エンディング部分のファンティーヌはしっかりした映像。あの差ってなにを表現しているんだろう?
- マリウスがコゼット宛てに書いた手紙を持っていくのは、エポニーヌじゃなくてガブローシュになってる。バルジャンとエポニーヌが出会わないため、ラストにエポニーヌが出てこない。映画版はあくまでバルジャンの物語でありラストもバルジャン視点。舞台はマリウスコゼットを見守る3人というエンディングだからバルジャンとつながりが薄いエポニーヌが出てくるのでは、と予想。
- ゴルゴ13じゃないんだから、ライフル使ったって近距離戦だよね。舞台だと砦の戦いは、お互いがすごく遠くにいるイメージがあった。
- 「名前はエポニーヌ、暗い人生」の曲ばっさりカットか。アンジョルラス「誰も寝るな。…マリウス、お前は休め」とかもカットできる。あれがあると、アンジョルラスってマリウス優遇しすぎだろ、って思っていたので程よい。
- マリウスが革命の資金提供しているのかと思ったら違った。
- 前日の雨で、火薬が湿気ってしまったから弾が足らないのか!
- オープニングでバルジャンが旗を持ってくる前振りシーンがあるから、バルジャン=怪力がすんなり入る。
- 「馬車が崩れるぞ!近寄るな市長!重くてとても無理!」って台詞がないので、映画版だと「馬車事故で人が死にそうなのに、警察遠巻きに見てるだけなの?」って感じ。
- テナルディエ夫妻、けっこう仲良さそう。エポニーヌがソーセージもどきを作っているのを手伝ってて、ちょっと微笑ましい。
- テナルディエ、インポじゃない可能性あるな。テナルディエ婦人が客に欲求不満で言いよるための口実っぽく見えた。
- バルジャンがマリウスに独白しているとき、終始マリウスが半笑いで「頭を打ったからアホになってるのか?」って表情が気になる。
- 映画版バルジャンってバイトもできない。
- 司教様が終始笑顔で、印象が違った。もっと厳しくバルジャンを救うのかと思っていたので。
- 「あなたの魂、私が買った!」って台詞は、すごく日本人向き。英語の歌詞、字幕と印象が違う。
- バルジャンのナンバーは、24601。音の響きオーワンが、ゴーサンになってる。日本語舞台版は24653。
- ジャベール、スターの歌で、高いところをフラフラ歩いている前振りが効いてる。
- ファンティーヌって針仕事なのね。
- ジャベールが現れたから、市長はファンティーヌのもめ事でささっといなくなっちゃったのね。
- ジャベールって警察内の立場がもっとマヌケ扱いかと思った。病院でバルジャンに気絶させられて取り逃がすし、砦に一人で行かされるし。でも映画版だとけっこうイイ立ち位置っぽい。
- キャストすごくいい。
- なんかコゼットが怖い。すごく盲目的で。
- コゼット大変だな。優しいと思ったおじさんに引き取られたら、おじさん逃亡生活者じゃん。いきなり警察に追い回されて、ロープで高いところに吊るされたりしてるじゃん。
- 映画版ラストに死者たちがバリケードで民衆の歌を歌っているが、ジャベールはいない。舞台版もいないかも、と初めて気づいた。