歩くスピード狂、人生スピード狂

スピード狂である。僕が。ちなみに車の免許は持っていない。原付の免許は取ったけど、エンジンのかけ方も思い出せない。もう一度教本を読み直す必要があるだろう。それから自転車の持っていない。そんな僕だがスピード狂である。
歩くスピード狂なのだ。だらだら歩いているのに我慢ができない。とにかくスピードを出してしまう。他人と一緒に歩いている場合は、一応歩調を合わさえることができるが、先頭を歩くのが極端に怖い。後ろからついてくる人を振りきって歩いてしまうからだ。なぜケータイの画面を見て歩いてる? なぜふらふら左右に揺れている? なぜ横に広がって歩いている? もっとまじめに歩け。邪魔だから端を歩け。そう思うことがあるが、
僕はだらだら生きている。キビキビ生きていない。
もしキビキビ生きている人から見たら、だらだら生きるな、ちゃんと前を見ろ、ふらつくな、広がるな、邪魔だから端で生きてろ、と思うのだろうか。
人生のスピード狂だ。