強さはみんなに好かれているが

強さにはいろんな種類がある。弱さにはいろいろあるだろうか? みんなに嫌われる弱さにも。
泣かない、独りでできる、がんばる、我慢する、いろんな強さの指標みたいなものがあって、そういうのを必死に自分に言い聞かせている人がいる。なんとなく、前向きさにとり憑かれているように感じる。
後ろ向きさ、というべきか。自虐ネタとは少し似ているんだけど。前ばかり上ばかり見ている人は、足下や弱いものを見えなくなっているんじゃないか。逆に足下や後ろばかり見ている人は、前も上も見えなくなっているんじゃないか。
あればあるだけ良い、なければないだけ良い、なんてあるんだろうか。なんのために感情が作られたのかを考えると、必要だからある。必要なければその機能は搭載されていないはずだろうに。
なので今、僕が抱えている不安もまた、きっと次のステージに行くための糧と。思いたい。