万人に京極夏彦を読む才能はない

X-Code(iphoneアプリ)開発の本を読んでいるが。ものすごい眠くなる。この用語なに?いきなり出てきたけど、みたいに思って読み返すと、さっきからずっと説明されていたりする。うん。寝てるね。これは。
そもそも僕はプログラムとか書いたことがない。なので思いつきで、macが手元にあるしiphone持ってるし作れるならやってみるか、とやってみただけだ。実際はずいぶんと敷居が高い。っていうか、プログラムって普段から触れてない人はそんなもんだろ。
まるで京極夏彦の本みたいだ。
本屋で見かけたことがある人はほどほどにいるだろうけど、長方形の立方体みたいな文庫本。ページ数は鉄鼠の檻が1800ページぐらいだったか。そんな本だ。小説が好きで彼の本を読んだことがあるならわかるけど、あのページ数が苦ではなくなる。むしろ後半になると、もっと読んでいたいと思う。終わらないでくれ、これは僕の夢だ!とさえ思う。
でも、万人が読めるとは思わない。
小説を読まない人はいる。ラノベを馬鹿にする人もいる。クラシックな岩波文庫の1ページの情報量を好む人は、コンビニの駄菓子に物足りなさを感じるだろう。だが、コンビニお菓子もそれはそれで美味しいものだよ。
ちょっとずつやっていけば、X-Codeの本も、そのうち読めるようになるんだろうか。それとももっと軽いヤツからスタートしたほうがいいのかなぁ。読みたい本と読める本は別の話だし。作りたいアプリと作れるアプリは別の話なのだろうね。