物を作るときの気持ち

勇気や希望は、いつから与えたり貰えたりするようになったのか。そんな揚げ足取りもあるけれど。そんな揚げ足取りなど踏破できる物語は、たしかにある。
漫画や、あるいは映画や音楽で、なにか勇気付けられることがある。あるあるネタではない、もっと別のネタで、僕はこっちのほうが好みなのだ。さらに細分化していくことができるのだろうが、僕が今気に入っているのは、物を作るときの気持ちを表しているものだ。「ブラック・ジャック創作秘話」「G戦場ヘヴンズドア」「キャノン先生トばしすぎ」がその物語だ。
何かを作る勇気が沸いてくる。
何かを創らなきゃ、という気持ちにさせる。
へうげもの」にもそれを感じた。いつか僕は何かを造れるだろうか。

へうげもの 8 千利休 台詞
されど、あなたの全てがこの器に乗り移っているとは思えません。あなたは世に何を広めたいのですか? 創ったものにて何をなさろうとしておりますか? それがわからずば…創造する意味などなく…人々の心を打つことはないでしょう…。
己を見つめ直しなされ。見つめて…削いで…最後に残ったものこそ…古織好みとして真のわび数奇の扉を開きましょう。