夢を覚えている

珍しく、見た夢を覚えていた。僕は滅多に夢を見ない。昼寝しているときは見るかな。夢を見ないやつはいない、ただ覚えていないだけらしいけど。とりあえず書いておこう。
今朝見た夢。
暖かい日差しのかわらを歩いていた。目的地があり、そこにむかう最中だった。かわらの桜並木は満開だった。川に流されるように、桜の花びらが空気の層で流れている。不思議な光景だった。子どもたちがそれに飛び込んでいく。桜吹雪が舞うが、すぐに層に戻ってしまう。写真が撮りたかったが、時間がなくて諦めた。
しばらく歩き、目的の家についた。僕はある裕福な一軒家に泥棒に入っていた。コトがすんだあと、玄関から出ようとすると、住人と鉢合わせした。僕は咄嗟に頭をさげた。「すいません、ガスの点検で訪れたんですが…」「あらあら、そうだったんですか」
聞き覚えのある声だった。顔を上げると住人の顔が亡くなった祖母だった。「ああ、夢なら会えるのか」と僕は目覚めた。
夢占いとかは知らないし、本当に見た夢なのかと言われれば、どっちだと思う?と聞くぐらいの夢です。