ヤンキー女とサブカル男

ブログやTwitterやにちゃんねるなんかのいわゆるネット文化圏はシュールな笑いがウケる。見渡せばそんな鋭い笑いばかりになっている。しかしリア充や、ヤンキー、ギャルといわれるリアル文化圏には、シュールなネタを言っても通じない。ネタと理解されないし、何が面白いのかもわかってもらえない。逆に、リアル文化圏の笑いは、ネット文化圏には理解しづらく、ネタと理解されないし、何が面白いのかもわからないことがある。
女性雑誌を見ていると「なんだそれ、主語なんだよ」というような言い回しを見かける。「ガイアが囁いている」なんかも、リアル文化圏の言い回しなのだ。彼らにはアレがシュールな笑いではなく、ちゃんとかっこいいものとして届いている。
これは頭の良し悪しというわけではなく、頭の回転のさせ方が違うんだろうな、と感じている。実際、彼らの会話を分解して、まねしてみようとすると、とてもできないし、女性誌なんかで見かける言い回しは、とてもよくできていると感じるようになる。
自分の頭の回転ぐらい意図してかえられるようになりたいものだが、そんな簡単ではない。