漫画リミッターを解除

震災の義捐金は、震災直後に一番集まるが、その量はすぐに減っていってしまう。長期的に困っていたとしても、メディアは他の新鮮なネタにリソースを割いていて、ユーザの多くは「ああ、そんなのあったね」ってなっている。義捐金はそのときに息切れしている。
義捐金を使うほうも「この調子でずっと集まればこういうことに金を使おう」と考えられるが、そんな風に金は集まらない。今ある分だけで、何が出来るのかを考えなければならないだろう。義捐金を出すのは楽な作業だ。大変なのはそれをどのように使うのか、という使い方なのだから。物品支援についても同じことを考える。中間管理職は何も作り出さないが、必要な立ち位置で、そいつがいない(もしくは無能だ)からうまく回っていないのをよく見かける。
話を戻す。
長期的な義捐金のことを考えると、1年単位で少しずつ義捐するほうが有効だと考えた。そこで月末締めでその月に買った本の代金だけ義捐する、という方式をとることにした。これだと僕は本を買うリミッターを外すことができるし、義捐金も払うことができる。
とりあえず、まだ計算していないが、被災してから少なくとも15冊ぐらい買っているので、それなりの代金になるだろう。しかしこういう設定にして気づいたが、自分に制限をかなりかけてるんだなぁ。本なんて、たかが5千円1万円程度の話なのに。