合理的と趣味

趣味は? と聞かれたら、基本的に相手を見て答えを変える。たぶん最近だと「ケーキ作り」「盆栽」「Twitter」「ipodのゲーム」「ブログ」「データ収集」なんかが僕の趣味だろう。仕事上の付き合いの人間に聞かれたら「iOSSDKです」って答える。多くの人を見ていると、テレビを見るのが趣味の人は、とても多い。ところがそれは趣味だと認識されてないことが多い。あんなに大量に時間を使っているのに、趣味じゃないなんて…。
まあ、話を戻して。
趣味って非合理的だ。金より手間のほうがかかる。金をかけるな、とは言わないし、良い道具はたしかによいものだ、とも思う。金をかければ、いろんな問題が解決することは多い。世の中の大半はコストが問題なのだ。でも趣味って、そういうのを超えた部分だと僕は考えている。ケーキなんて手間ヒマかけて僕が作るより、ウマイケーキ屋で買ったほうが、明らかにコストが安い。
でも、手間をかけ、それをやっている。合理的を越えた部分がある、と感じるのだ。