就業に憧れは必要か?

正直、僕にはそういうものがあまりなかった。…なかったように思う。忘れているだけかもしれないが。なんとなく、この業界がダメならこっちの業界、という感じで、たまたま入った業界にいる。もうずいぶんと長い。たぶん向いているのだろう。
たまに、業界への憧れ、みたいな話を聞く。たとえば教師だったら、子供たちから先生と言われるのが憧れるとか。医者だったら人の役に立っている感、人を救った感がするとか。他もいろんな職業があり、いろんな憧れを持って入ってくる人がいるだろう、と予想する。
でも、それはたいてい現場では消えてしまう。奇麗事ではできていない。結局、社内営業やら、コミニュケーションスキル、人付き合い、人脈、みたいなことを多々見かける。
なんらかの業界に憧れる、という意識があって、憧れと現実の乖離で、その業界をやめてしまったりするのだろうか。僕は最初から持ち合わせていなかったから、続いているのかもしれないが。
どちらが良いのかは、わからないが。できれば憧れを持ち続けていられたらいいなぁ、とは思う。