クイズと本質の問題

突然ですがクイズです。駄洒落のクイズです。マジメに考えないように。

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あるオペラ歌手がのどを痛めて手術を待っていたが、手術をやめ、おじいさんの丸薬をもらって直した。
さて、そのオペラ歌手は次の内だれか?
ソプラノ、アルト、テノール、バス

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ヒント1:手術を英語すると?
ヒント2:おじいさんの丸薬

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……………
答えは
ソプラノ。
なんかの漫画で出ていたクイズらしい。まあ、このクイズそのものはどうでもいい。答えもね。
本当の問題はこれからだ。
なんで「答えはソプラノ」なのだろうか? ある一定のルールで分解すると、答えはソプラノになる。
たとえば…子供の頃、算数のドリルってやらなかった? 僕はやった。解答が後ろに乗っているんだ。だから丸写しした。そのときのドリルは100点だったが、数学はニガテだった。
たとえば…推理小説の冒頭の人物一覧で「犯人はこいつ」と丸がついていたとする。それで小説は面白さをどれぐらい失うのだろう。
答えがソプラノであることが問題ではない。なぜソプラノになったかを考えるところが、楽しみだろ。娯楽なのに、結果と過程で、結果を求めてしまうと、答えだけを知ることになるだろう。
さて、なぜソプラノになったのか。僕は知らないけど。