外部ハードウェアに依存して、脳の処理が遅くなっている

ケータイを使っている。ガラケーとか言われるタイプのケータイだ。なんだか、iphoneみたいなPDA型のケータイが世界のスタンダードみたいな扱いで、へんな気分だが。
で、ケータイを使っていて思うこと。
処理が遅すぎる。
よくこんなスットロいモンで、写真撮ったり、画像処理したり、メール送ったり、web閲覧なんかをやっているもんだ。遅くないのか? それぐらいノロマなハードウェアだから、自転車乗りながら使うのにちょうどいい、とか思うのだろうか。
ずいぶん昔。僕は自分の思考の速度と、キーボード入力の速度が違いすぎて、もっと便利なものはないのか、と考えたことがあった。
しかし、最近は、あまり気にならない。キーボード入力よりも早い入力インタフェースなど存在しない、というのが現状だからだろう。
では、キーボードを普段使わない人間はどういう思考になるだろうか。ケータイが普通の世界では、どういう速度になるだろう?
外部ハードウェアに依存して、脳の処理が遅くなっている。僕はそう思う。もっと早いインタフェースがあれば、もっと人間はもっと多くの処理をこなせる。
ケータイをいじっていると、自分の処理速度が遅くなっている、ということを感じる。ハードウェアにひっぱられて、ソフトウェアが補正しているからだ。
人間の脳は、もっと能力があるだろうに。