もどかしいインプット

声が聞こえる。「まじめにやれ」って声が。
これ、僕だけの感覚なのかもしれないですが、電車の中で本を読んでいるときとか「ほら、ちゃんと考えろ。今読んでいる部分、流しているがそんなに簡単じゃあないぞ。ちゃんと読め。理解しろ。自分のものとしろ」って声が聞こえるときがある。まあ幻聴です。お薬? 飲んでるよ! 虹色のやつ!
まあ、声は冗談にしても。
わかりやすく言うと、そういう感覚に陥る。サボってる場合じゃねぇ。なんとかしろ。僕の脳の中にある素材を使って、理論武装をしろ。素材をちゃんと煮込め、って。
もっと楽にインプットってできないものなのだろうか。それが面白いんじゃねぇか、ってことなのか。スポーツのようなものだ。もどかしくて思い通りに動かない身体。そいつをコントロールできるように練習をする。そんな不自由感だ。