治るという現象

むずむず脚症候群である。それもけっこう重度の。
個人的にはなんとかしたいが、現在、解決方法は確立されていない。薬を飲んで、症状を抑えるしかない。もっと市販の医療薬になればいいのに、病院で処方箋をもらわなければならないのがネックだ。
本来は、病気を治すために薬をいやいや飲む、というのが人間のあるべき姿勢であって、それを飲むと痛みが消えるとか気持ちがラクになる(気持ちよくなる)から、という理由で飲むのは、どうかと思う。だってそれ、解決に向かってないじゃん。
でも、そんなこと言っていられない人は当然いる(僕も含めて)実際、治るための薬ではなく、症状を抑えることしかできない。原因究明ができていない分野などがそうだ。
治るとはなんだろうか。欠損した人間はそれと折り合いをつけていくしかないのかもしれない。破損していく一方なのだから、大事に使うしかない。