面白半分で生きてます

おまえとおったらおもろいな。どこのどいつもかなわんわ。
関西っぽい感覚だと思う。実際関西の人の歌詞なんだろうけど。面白い。そう「面白い」だ。面白いとは、どこまで優先されるのだろう? 関西人のほうが面白さを優先しそうな気がする。ユーモアというものの理解度が高いのかもしれない。
ときどき、自分の機嫌の悪くなるようなヤツや、無礼な態度の人間に対して、「ホントにアイツはオモシロイよ!」と吐き捨てるヤツがいる。僕の両親がそうだった。だが、それが僕は聞いていてイヤだった。マイナスなことにたいして、ムカつくとか、ふざけんなと怒鳴ると、周囲にマイナスを押し付け行為で、下品だ。だからプラスな言葉を使うのは理解できる。でも、それを多用すると、プラスな言葉がマイナスに転じてしまう。面白いがマイナスになってしまう。
面白いよ、と吐き捨てるその口は、すでにつまらない。