強固な信念の脆弱性

生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知的なものでもない。最も変化に適応できる種が生き残るのだ。 ダーウィン
強固な信念を持つものがいる。しかしそれは強固であるがゆえに、頑なでもある。よって変化に対応できない。そんなことを思うことがある。結局生き残れないのだ。そこで考えたのが、信念とはそもそも、死に向かう概念なのではないだろうか。生き残る気など最初からなく、いかに気分良く死ぬのか、という考え方が、信念の発端ではないだろうか。
なにをしても生きる、という信念があったとして、それは、信念の上位概念なのか、それとも、それさえも死に向かっているのか、今はわからないが。