プレイヤとマネージャ

仕事の話。
僕は実作業であるところのプレイが、わりと好きだ。ちまちまモノを作っていて、だんだん出来上がってくるとか、しばらくやっていて、手間だったことが「こうやればうまくいくぞ!」みたいなのも、楽しい。そういうプレイ仕事が波に乗ってくると、ランナーズハイみたいな感覚になるのもいい。…まあ、あんまりやりすぎると疲れちゃうので、ほどほどな量がいいんだけど。
で、それとは別に、カプラ作業であるところのマネージメントが、正直、メンドい。頭を使わなきゃならないし、相手から来た日本語もロクに書けていない難解な仕様書ばかりを読んで、できるだけわかりやすい仕様書を作らねばならない。日程調整をして、誰に何を割り振って、不明点を問い合わせて、客からの返事待ちでプレイヤを待たせてしまったりして、なんかもーっ!お前大急ぎって言ったのに、出張で帰ってくるのが一週間後とかナメてんのか!ってなってしまう。つまらないジョークを考える脳になっていない。
で、僕がやっていて楽しいプレイ仕事と、なんかメンドクセーなーと思っているマネージメント仕事があって、たいてい後者をやらねばならない。両方をやっている時間はないのだ。どちらかを渡すのならば、他人に渡せるプレイ仕事を渡すことになる。
給料貰ってんだろ、文句言うなよ、ってことなんで、文句はないんですけど、なんか途中までプレイ仕事してて、うまくできるようになったとたん忙しくなりすぎて、他人にそのプレイ仕事を渡すのが、惜しいんだよっ! わかりづらい感覚かもしれないがっ!