主食は、他人の悲鳴です

たぶん僕が悪だからだと思うけど。
詩人の紡ぐ詩について、感じることがある。別に音楽だけじゃあなくて、ウェブ上に転がっている小さな文章群のことだ。わりと多いだろ、そういうの。…ここも含めてさ。
で、そういう小さな文章を読んでいて、甘い囁きとか、いちゃつきとか、夢見がちな文章とか、自分を自分で励ましている前向きな意見とか、そういうのも悪くはないんだけど、それよりも、彼らが絶望しているときに発する、悲痛な叫びのほうが、僕に対して強く響く。
僕の好きな詩人たちは、そういうタイプが多い。
たぶん僕が絶望を食べるタイプの悪だから、だ。