特殊な服

特殊、というのは、思い出とかそういうのじゃあなくて、機能の話。
ときどき、いや、わりと頻繁にかな。僕はヘンな服を着ている。ベルトが何本もついているズボンとか、襟が別添でボタン接続されているジャケットとか、2メートルちかいマフラーとか。
僕自身は、見た目が気に入っていたり、また不自由さを差し引いても良いと思ったり、さらには他に類を見ない機能を搭載していて「なぜ他の服はこの機能を搭載しないのだろうか」と思うような服も持っている。個人的にすばらしいと思う機能で「背負えるジャケット」というのがある。背負いカバンのような紐が、ジャケットにそもそも縫い付けてあるのだ。そのジャケットを脱いでも、手に持つ必要がなく、とても便利。しかし、他でそんな服を見たことがない。
都市部はとくにだが、服を脱ぎ着する頻度が高い。建物の中と屋外で、気温差が大きいためだ。ソレに対して、衣服がまだついてきていない。見た目がカッコイイとかもあるかもしれないが、もっと機能としての衣服が発達して欲しいものだ。