魂を入れる

熱血スポ根の話になるのかもしれないが、文章を書くときに、魂が入っている文章というものがある。小手先だけではない、鬼気迫るなにかを感じる文章。もちろん、それを計算して作り出せるほうがすごいのだろうが、そうではなく、理由はわからないし、説明もできないが、とにかく、なにかすごい、というものだ。
あれってなんなのだろう。僕だけが感じていて、他人は感じないものもあるだろう。他の多くの人に、それを感じさせる「それ」は、いったいなんなんだろう。技術でそれは表現できるものなのだろうか。つまり僕にはその技術がないので、よくわかっていない、というだけなのだろうか。
続きが読みたい、読みたくてたまらない。そういう文章とは、ちょっと違う。そういう文章も目指したいが、そうではなく、なにか、こう…理由がないが、「なんだこれ?」と思わせる、そういう文章。あの違和感を作り出したい。