なんとテレビからおねえちゃんが!

今日はずいぶんと天気が良い日だった。しかし僕はその恩恵にあずかることはできず、一日中室内から出ることはなかった。仕事がやたらと詰まっていたからだ。僕がさぼっていたからじゃあない。突然のメールがきて「今日中にお願い」などという無茶を要求されたのだ。断ることができるほど僕の経済状況は裕福ではなかった。情けない話だが資本主義である。
そんなわけで一日、僕は14時間以上パソコンに向かい、食事も部屋にあったパンを焼いて食べるだけ、という生活だった。作り終わった書類を送り終わったのは、夜中の25時。今日中という指定が守られているのかどうかは、僕にはわからないが、メールを送って数分後に「ありがとうございます」というメールがきた。どうやら夜中だというのに、相手もパソコンの前にいるらしい。
ようやく一段落つき、僕は26時間ぶりにテレビのスイッチを入れると、なぜかノイズ画像がモニタに映った。おかしい。テーブルの上にあるリモコンのスイッチを押す。反応はある。チャンネルはたしかに変わっているが、どのチャンネルも砂嵐だ。ついに壊れたか? でもまだ買って3年ぐらいだぞ? 僕は首をかしげながら、テレビに近づくと突然、画面が真っ白に光り、スピーカから聞こえたとは思えない音声が聞こえた。
「はーい! お姉ちゃんですよー!」
ついに僕のほうが壊れたのかと思った。
モニタの中から、見知らぬ女性が、飛び出してくるのが見えたのだ。

という作り話。前半の描写をテキトーに書いてたら長すぎて、飽きた。