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お役所は夜間週末営業してもらえないだろうか?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51557158.html
ものすげー同意できるし、そうしてほしいと切実に思う。思うが、しかし…これって、なんていうんだろう…。ようするに「いままでが古い」んだよね。お役所みたいなところは母体が巨大すぎて、体質改善が簡単にできない。警察や法律関係を見ていても思う。まったく古い。いまだに年功序列で、仕事ができなくたって給料があがっていき、ボーナスが必ず出て、飲み会で宴会芸を強要される。そういうふるい体質をずっと引きずっている。
ちょっと前、たとえば30年も前を参照すればわかるけど、コンビニなんてなくて、夜スーパーは開いてない、そんな環境だった。だから、社会人は、「身を固める」という単語で奥さんをもらい、自分の生活サポートをしてもらわなくてはならなかった。これは社会が脆弱で貧しいからだ。
今は、一人で生きていけるようになった。これは社会がどんどん豊かになった証明だと考えられる。核家族化が進み、少子高齢化が進むのは、社会が豊かになったから実現できる。それまでは共同生活をしなければ生きていけなかったのだ。
もちろん今が最高点ではない。今だって脆弱で貧しいのだ。たとえば、食べるものはどこの店だろうと行列じゃなく、予約制にすればよいとか、時間指定で正確に宅配してほしいとか、お役所は夜間週末を営業していないとかだ。
さて、そう考えると、人はどこまで行く? 人間はどこへ行く? もっともっと生産性をあげ、人間はどこを目指し、何になる? 「何もすることがなくなったときに、人は何をするのか?」 そうなったときを想像してみよう。きみ、人間らしいこと、してる?