「モテる」「恋愛する」「恋人がいる」は区別して考えるべきか?

なんかモテ非モテの話を見ていると、ときどき思う。恋愛がしたいってのとモテたいって違うことなの? 同じことなのか? 彼女が欲しいってのと恋愛したいってのは別か? どこがどう違うんだろう? というわけで、全部を分解することにした。卍解ッ!(唐突だけど、この字、アメリカとかで大丈夫なんだろうか。少林寺さえロゴを変えたっつーのに…)
モテる:
「僕本人は何もしていないのに、異性から言い寄られる現象のこと」であってる? それとも「僕本人が意識していない異性から好かれる」なのか? 非モテはその逆「僕本人は何もしていないのに、異性か嫌悪される現象のこと」だろうか。まあ、どれにしても、「モテ」をわかりやすく言うと「相手に恋をさせる」ことなのだろう。このとき重要なのは「僕本人の意識には、なんも関係ない、周囲におこる現象」ということだ。
恋愛する:
「相手が自分を好きになっており、そして自分も相手を好きになっている」であってる? これは「双方向に恋をしている状態」だ。このとき重要なのは「僕本人の意識が相手に好意を寄せている、そして相手の意思が僕本人に好意を寄せている現象」ということだ。自分が好きな相手を振り向かせたい、というのは恋愛がしたい、だ。
恋人がいる:
これは物理状態を表す。心理状態の話ではない。本来は「恋愛が成就している状態」が望ましいのだろうが、現実にはこれは当てはまらない場合が多いように思える。僕なんかは恋人が別れ話をするときに「他に好きな人が出来た」なんて話を聞くと不思議に思うのだ。それって恋愛(双方向の恋状態)してないじゃん。
さてバラしてみたが…モテたいのか。それとも恋愛したいのか。または恋人が欲しいのか。これらは目指しているものが違うように見える。モテたいは自分に恋をさせたい、相手の心理を変化させたい、というもので、いわゆる印象操作だ。恋愛したいは自分が恋をする、相手も恋をする、という双方向性が必要だ。恋人がいるは、モテて相手が言い寄ってくるだけの場合と、恋愛している場合がある。
異性にモテモテになりたいのなら、着飾るのは手っ取り早い手法だろう。恋愛がしたいなら、まず相手を好きにならなくては話にならない。恋人が欲しいのなら、モテるか恋愛するかのどちらかになるだろう。
で、質問だけど、君、どれがしたいの?