エンゲル係数が低すぎる

エンゲル係数についての話をします。エンゲル係数は、家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのことで、この係数が高いほど生活水準は低いとされる。社会統計学者エルンスト・エンゲルが提唱した理論だ。詳しくはウィキペディアでも見ると良いだろう。
そこで疑問なんだが…食費って安すぎないか? エンゲル係数って、もっと高くても良いのでは? 食料の値段は、もっと高くてよいのでは? つまり、正直に言うと、もっと社会は不況でも良いのでは?
食べるのに困らない、というのは、素晴らしい世界だと思う。日本は本当に豊かだと感じる。でも、現在、日本人は食事を我慢して、遊びに金を使いすぎだ。良いことかもしれないが、身の程をしらん馬鹿に見える。ブランド物を買い漁るとか、実にバカらしい。日本の一般市民の収入は、そんな高レベルではない。なぜあんな貧乏人が、あんなに良いバッグを持っているんだ? というのが現状だ。
もっとまともなものを食べたらどうだろう。そういう社会レベルじゃないのか。ほとんどの人間が不健康に太るとか、不健康に痩せている。あれだけダイエットダイエット言っているくせに、ダイエットの本質を知らないのかもしれないが…。
食事が高い、ってそれでいいじゃない。食事を我慢して旅行に行くの? 寝る時間も惜しんで名所を回るの? それがあなたの豊かさか? それさえも含めての豊かさか。