他人を褒めるとき、躊躇すべきではない

僕の尊敬している人が、ヘンなことを言っていたので、ちょっと面白いというか、へぇ、あなたほどの人でもそう言う風に思うんですか、という気持ちがあったので書いておく。その人は、「身近にいる人を褒めるのが照れくさい」らしい。
「親に、ありがとう、と言えない。たぶん酒を飲まないと言えないし、きっとそれでもぐだぐだ言うんだろうなぁ」って愚痴っているのが、かわいらしいというか、そういうもんかぁ。へぇ、あんなにすばらしい文章を書き、論理的な視点を持って意見を言えるあなたでも、そう思うの。ちょっとすごいな、って思うわけ。日本人だからか? だって、あんだけ論理的に物事が考えられるなら、どういう手段が一番有効なのか、わかりそうなもんだ。花束を持って、笑いながら演技してみることが、どれだけ効果的な攻撃か、理解できないわけではないだろうに。
僕ができるか? と言われると、できませんけど。なんでだろ。冷静に考えたら、どっちが得か、明らかなのになぁ。