趣味の多様性

テレビを見ないネタって、もう最近じゃあ普通になってきたかな? と感じてただけど、まだまだ使えるんだなー、と思った。最近『USB地デジチューナー「MonsterTV HDUS」のドライバにパッチを当てることでフリーオと同等になることが発覚』ってネタがある。これにブックマークしている人たちが、こぞって「オレはテレビ見ない」と書いているのを見て「ああ、テレビを見ない、ってのがまだネタになるのか」と思ったわけ。だって、ネタになるってことは、それほど一般的じゃあない、ってことなんだよね。
そのうち、テレビを見ないことを言っても「それがどうかしたのか?」と言われる世界になるだろう。「普段ラジオを聴きません」って言ったって「それがどうかしたか?」と言われるだろう。テレビも同様になっていく。漫画も、小説も、盆栽も、お菓子作りも、娯楽のすべてがそうなっていくと良いと思う。それが選択肢の裕福だ。
「へぇ、テレビ見るんだ。あれって面白いの?」「面白いよー」「へぇ、盆栽やるんだ。あれって面白いの?」「面白いよー」となる世界が望ましい。多くの人が、自分が望んだ楽しいことをするのだ。テレビを見て楽しめる人間がいても良い。盆栽を剪定して楽しめる人間がいても良い。