君は、運に頼れるほど、幸運に守られた人生なのか?

昼飯を食べに外に出る。空を見上げると雨が降りそうな天気だった。
「雨、降ると思います?」僕が同僚に聞く。
「降らないほうに賭けた」と彼が言う。
僕はその答えを聞いてから、すぐに自分の席に戻り、上着と傘をとってきた。
「k4君って、石橋をたたいて渡るタイプ?」彼は笑いながらいう。
「いえ、運に頼れるほど、幸運に守られていないんです」
数分歩いた行きつけの食事処で、から揚げ定食を食べた。食事処を出ると、雨は降っていない。僕らが会社についても雨は降らなかった。
「やっぱり降らなかったね」彼が言う。
「ええ。そうですね。意外とツイてました」僕は持っていた傘を見せた。
幸運と不運の差はどこ? 定義するのは誰?
僕の信じる「対策」とは、運に頼らないことだ。

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今日の買い物
UJ 大統領の過去話がそのうち出てきそうだなぁ。大国(アメリカ)を背負う男。吉良編では語れなかった、悪の美学。わかる!お前もわかるよ!という、深みを感じたい。