…という作り話

雷句誠さんの小学館提訴で、なんか漫画界隈がガタガタ言ってますが。
便乗して「あたしもこんなひどいことをされました!」というのを見て、多くの人が「そりゃひどい!」と鵜呑みにしているのが、ちょっと不思議だった。それ、作り話じゃないって根拠あるの? 次の作品のためのネタ、とか。漫画家は物語を作る人なんだから、そういう扇動がうまいんだよ。
いや、そいつがウソついてると言っているわけじゃあない。ただ、どちらかを擁護するわけでもないし、攻撃するわけでもないんだけど、小学館側の意見は誰も聞いてないのに、一方的に悪いって周囲が攻め立ててるのが、怖い。イジメと同じ形状というか。悪いことをしているわけでもないのに、僕が小学館だったらどうしよう、みたいな気持ちになる。言いたいことが言えない気がする。
少なくとも、今回の漫画家さん側の意見が全部本当だったとしたら、小学館はチャンスじゃないの? クレームを受けたんだろ。そこを直して、より良くできるってことじゃあないの? 本来、雷句さんが悪意だけを持って小学館を攻撃したのなら、もっと被害は甚大にできたはずだ。それをしないで、ちゃんと誠意を持って、提訴という態度を取ったんだから、小学館は更生のチャンスを与えられた、ぐらいな気がする。全部本当だったとしたら、の話。

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