褒めて伸びるタイプと、叩いて伸びるタイプ

僕は褒めて伸びるタイプなんだよ! と自分で言うやつがいる、同様に、僕は叩いて伸びるタイプだ、と自分で言うやつもいる。ネタで言っているなら、わかるけど、本気で思っているなら、僕は、そいつを褒めも叩きもしない。少なくとも係らないようにしようとは思うが。
自分が「どうされたら」伸びるのか、という問いは、結局「他者の影響をどのように受けるか」というだけだ。自分が「どうしたら」伸びるのか、という客観に基づく問いとは、根本的に違う。
なぜ褒めたり、叩いたりしたら伸びるのだろうか。両者が本当に欲しいのはなんだろう? 他者の評価が欲しいだけなのだろうか? 僕は助言が欲しいときはある。その場合、助言は褒めでも叩きでもない。ただ助言でしかない。形状として、褒めのように見える形状をしているかもしれない。叩きのような形状をしているかもしれない。だが、中身はただの助言だ。パッケージが違うだけに過ぎない。