面白い批判

あるブロガーが、他のブロガーを叩いているのを見かける。ある政治家が、他の政治家を非難しているのを見かける。あるボクサーが、他のボクサーを批判しているのを見かける。
で、そういう他人の批判を見ていて、ときどき思うことがある。
「結局、何がしたいの?」
政治非難でもそうだし、国際批判でもそうだし、今の若いもんは、という老人の愚痴でもいいんだけど、何がしたいのかが、さっぱりわからない。周囲を低く設定することで「自分は優れているんだ!」といいたいのだろうか。このネガキャン(相手を低くすることで自分を高く見せる手法)って、なんとかならないのかなぁ。そんなことしたって、見せ掛けしかかわらないのに。
「つまらない」という批判は、いらない。「つまらない」というツッコミで「面白くできる」のなら、言ったほうが良いだろう。ようするに「批判の仕方(ツッコミ)がヘタクソ」なのだ。もっと面白いノロケとか、批判を聞いたりするといい。世の中には、そういうものがある。