価値観が違うという面白さ

同じ業界で、同じ趣味で、同じ嗜好の人間と話すと、深度は下がる。だけど、全然違うジャンルで、違う趣味で、違う嗜好の人と話すほうが、幅が広がる。良悪、優劣、と言う話ではなく、そういう形状をしている、という話なんだけど。
そういう考え方もあるのだな、とか。そういう楽しみ方をしているのか、とか。そういう視点から見ると、こちらはどう見えるのだろう?とか。
趣味が合わないことを非難する声が聞こえる。そんなヤツとは付き合えないという話も聞く。だけどそれがちょっと不思議だ。趣味が合う必要ってある? 趣味が合うと深度は深まるが、幅は広がらないと思う。
面白いことを探そう、という視点が、面白いことを見つける。何に対しても、つまらない面白くないくだらないと、言っているのなら、そいつはつまらない方向に進んでいくだろう。面白さは誰にでも見えるわけではない。見ようとする者にだけ見える。

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ユニクロのTシャツ3枚。
ユニクロで「マガジン&サンデー50周年記念Tシャツ」を発売中。来年3月まで毎週水曜日新作発表。荒木先生のヤツもまたやってくださいッ(サンマガ関係ないけど)