あるがごとくにあり

陰口を言っているヤツは、どんな状況になっても言っている。それが本人の望む「幸福の形状」だからだ。本人は「望んでいない」と言うかもしれないが、それは本人自身も自分のウソに騙されているだけ。
キラキラした運命的な出会いを求めているスイーツたちは、たしかにキラキラした運命的な出会いを体験するだろう。なぜならそれを定義しているのが自分だからだ。オタが萌えに出会うように、そう自分で決めているだけだ。
高く見られたいから化粧をするヤツは、他人に価値を依存している。僕は、高く見られたいわけではなく、高くありたいだけなのだ。だけど見分けはつかないだろう。過程も結果も同じだとしても。