墓穴を掘る

こんなものが……!!存在していたとはッ!!
キーボードをバキ折りながら叫んでください。
「サスペンダーストッキング」
な、なんてことだ…そんな名前だったのか。そう、「そんなものがあった」というよりも「あれってそういう名前の商品だったのか!」というのが感想。キャットスーツって分類程度しかされていないと思ってた。アレってマニアアイテムで、明確な分類名称があるほど、細分化されていない商品だ、と勝手に思っていたんだが、……世の中広いなぁ。
いや、ちゃうねん。言い訳させて。言い訳させて(2回言ってみた)あのね、男性って、一般的なそういうコーナーに行けないわけ。ストッキング売り場とか下着売り場とかにはいけないわけ。行くとほら、ポリスメン呼ばれちゃうから。違うんですポリスメン、聞いてください。布です。こんなのは。全然なんでもありません。感触を確かめていただけなんです。被り心地を確かめていただけなんです!「わかったから、話は署で聞くから。騒がないで、周りに迷惑でしょ」→御用ってなるでしょ。絶対。なるわ。そんなの。まあ、呼ばれないまでも、フヒヒって笑いながら徘徊する非モテが下着売り場にいたら、周囲の女性客の人が買いづらいでしょ。だから僕はそういうところに行けないわけです。ストッキングで見かける「デニール」という単位は、糸や繊維の太さの単位で、生地の厚さに直結している、とか、そういうのだって男からしたらかなりマニアックな知識なわけ。女性は一般常識だと思っているかもしれないけど。
で、そんなわけで、じゃあ僕がそういう商品を見かけるのはどこなのか? と考えると「そういうアレな店」でしかないわけですよ。だから、サスペンダーストッキングって、アレな商品だと思っていただけなんです。本当ですポリスメン。
…え。ああ。はい。「キャットスーツって何?」え、そっちは一般的じゃないの? そうか。キャットスーツはアレな単語だったのかぁ。えっと…「キャットスーツ」ってのは「全身タイツ」のことですよ。ええ。防寒です。ヒートテックです。全然、エロじゃなくて。いや、エロなんて知らないです。ホントです。知りませんよ、ウソじゃないっすよ、ホラ、汗もかかないし。エロってなんです? そんな単語、今度発売された広辞苑に載ってるんですか? え、ちょっと、なんで手錠出してるんですか。そういうプレイっすか。ちょ、アッー!→御用