水ぐらい薄い

どうも最近、ネタがマジっぽくて困る。なんかもっとどうでもいい話をしたいので、どうでもいい話をしようと思います。
芸能人の書いた本って、僕は基本的に嫌いなんですよ。いままで人生で3冊買ってますけど。買ってんじゃん。なんで嫌いなんだろうなぁ、と考えてみると、内容がうっすいんだもん。すっげぇ薄いの。どのぐらいかって、水ぐらい薄い。向こうが透けて見える。
でもさ、時々思うんだけど、薄いものが必要なとき、って絶対あると思うのね。例えば、真夏の照りつける太陽、屋外からやっと帰ってきて蛇口捻ったら熱々のクラムチャウダーとか出てきたら、困るじゃん。顔とか洗えないし。洗えるだろうけど「それを洗ったって定義できるの?」という話になっちゃうし。蛇口を捻ったらコーラ出てきても困るし。手とか洗ったらネチョネチョするし。でも大丈夫。なぜならダイエットコークだから。ダイエットコークで手を洗ったことあるか?僕はある。あれで手とか洗うと、ものすっごいサラッサラですよ。糖分ゼロだから。びっくりするぐらい薄い。まあ、でもダイエットコークが出てこられても、僕、ダイエットコーク嫌いだから、水がいいわけ。水ぐらい薄いのが必要なときってあるわけ。
で、ついこの間、死にそうだったときに「ブスの瞳に恋してる」って本を買ったんだけど、本当に薄くて助かった。ああいう落ち込んでいるときは、水ぐらいの薄さがちょうどいい。濃いのとか、絶対喉に詰まる。普段読んでいるような「自殺について」とか、そういうのを落ち込んでいるときに読むのはヤバイ。ものすっごい考え込んじゃうから。だから、考え込まないで、どうでもいい感じで、うわー、ばっきーん、どかーん、ひー、すげー、おもしれぇ、ワンピース最高!ぐらいでちょうどいい。ちょっと待て、ワンピースは別に薄くない。じゃあドラゴンボールで。あれ、ドラゴンボールって薄い薄い言われるけど、けっこう面白いよね。面白いのと薄いのって関係なくない? ああ、関係ないのかー。
まあ、そんなわけで、うっすい水みたいな本を読んでいるわけです。あれ。なんか読み返してみたら、なんか、僕が落ち込んでいるときは薄いものを欲しがるみたいな書き方になってるけど、ぜんぜん落ち込んでないです。どっちかというと、仕事が忙しいから、お姉ちゃんを探す旅に出たい。

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のはなし 移動中は、ぽけろり。家にいるときは、のはなし。
WARKING(4) 小鳥遊三姉妹が、ものすごいうらやましいです。