食べるもの、食べられないもの

ナッツ類って、最近はかなりメジャになってきているんですが、僕が小学生の頃なんて、ピーナッツぐらいしかなかったし、なんかで貰ったマカデミアンナッツがご馳走だったわけです。まあ、僕は小学生なのに、クルミの缶詰をお小遣いを溜めて買い、一人で一缶食べるのが夢というどうしようもない子供だったわけですが。そんな感じで考えると、最近のナッツの種類って、めちゃくちゃいっぱいある。ピスタチオとか当たり前になってきたし。

わりとよくネタにできたんだけど、最近はメジャになりすぎて、同意してくれる人が多いから言わないんだけど、ひまわりの種とか、松の実とか、かぼちゃの種とか、すげーうまいよ、って話。あんなのリスが食うもんじゃないのかよ、って食べたことない人から言われる。だけど、あれ、けっこうウマイよ。最近は、スーパーでも売ってるから、食べたことがある人は多いだろう。

ゲテモノ食いってわけでもないけれど、わりとへんなものを食べる。しかしへんなものばかりが好きなわけではなく、ときたま食べるからいい程度で、日常的にへんなものばかりを求めていると、へんなもので溢れている現代では、へんなものしか食べられなくなる。
おいしいラーメン屋をめぐって多くの店に行く人間がいたとしたら、そいつは普段からラーメンしか食べられなくなってしまうじゃあないか。アニメが好きでそればかり見る人間がいたとしたら、アニメしか見られなくなってしまうじゃあないか。望んでそうなるのだろうけれど、ちょっと不自由だと思う。まあ、不自由を楽しむのがゲームの定義か。