起きて5分後には部屋を出る時間割

僕は朝、目覚めてから5分から10分で出勤します。
よく話のネタにするんですが、わりと同意者がいないので書いておこう。

基本的に、起床して出勤用意までを最短に設定する場合、注意すべきことは「事前に用意しておく」である。「いざ」となる「前」にどれだけ手が打てるか重要だ。翌日着る服は決まっている。翌日食べるものは決まっている。髭は剃ってあるし、ハンカチもティッシュも定期もサイフも、持って行くものはカバンに入れておく。盆栽に水をやるための如雨露には既に水が入っているし(倒れてもこぼれないタイプ)ジーンズにはベルトが通してあるし、ゴミは夜中にまとめてある。事前に用意できるものはしておく。いざというときに用意するのでは、遅い。また、テレビをつけたりエアコンをつけたりもしない(テレビ持ってないし)朝、無駄なことはしない。
あと、もう一つ。
先天的アドバンテージというか、僕は寝起きが良い。良いというと、語弊があるか。起きたくないから起きない、ということはあるし、布団から出るのもつらい。しかし起きられないわけではない。世の中には起きられない人間がいるそうだ。ちょっと前まで「起きたくないだけじゃないの?」と思っていたが、違うらしい。起きられない人というのは、たとえ大地震があってすぐに飛び起きて走り出さなければ死んでしまうという状況だとしても、起き上がれないそうだ。動物としてどうなの?と思わなくもないが、仕方がない。そういうものなんだな、と受け入れるしかない。肩こりみたいなものだ。肩こりがない人間と、肩こりがある人間がいる。夏がダメな人間もいれば、セロリが好きな人間もいる。
そんなわけで、僕は目が覚めたら飛び起きて行動できる。普通に起きている時とまったく遜色のない動きだ。だから5分で出勤できるなんてスピードが出るのだろうな、と最近は思っている。
以下は時間割

通常システム

8:14 起床 − 盆栽に水をやり、天気を見る。30秒以下。
8:14 洗顔整髪 − 着る服を想定し、後で着ると髪型が崩れるものを先に着ておく。僕は寝癖がすごいので、頭だけシャワーを浴びる。このとき、蛇口の水がお湯になるまでに洗顔をし(水だけで)、口をゆすぐ。お湯になったら、頭だけシャワーを浴び、水分が行き届いたら、バスタオルで拭く。ドライヤはかけない。整髪料をつける場合、ここで30秒から1分、余分に使う。
8:17(〜18) トイレ。お茶を飲む(冷蔵庫に入っているもの)
8:19(〜20) 服を着替える − スーツの場合、ワイシャツにボタンが多いので19分の時点で整髪が終了していないと着られない。夏場は着替えが早いが、冬場は多少時間がかかる、もっとも30秒から1分程度の差だ。
8:24(〜26) 準備完了 − 用意されているカバンを持ち、駅へ移動。8:30に駅につき、8:33にホームの所定の位置に着く。

最短システム

8:19 起床 − 盆栽に水をやり、天気を見る。30秒以下。
8:19 洗顔整髪 − 整髪料はつけない。
8:22 服は最短で着られるものを着る。トイレや、水分補給は行わない。
8:24(〜26) 準備完了

悠長システム

8:04 起床 − 盆栽に水をやり、天気を見る。30秒以下。
8:04 朝食の用意 − パンにハム(ベーコン)、チーズを乗せたものをトースタに入れ焼く。トマトやレタスなどがあれば、洗ったり切ったりする。鍋にコップ一杯分水を張り、コンロにかける。
8:06(〜09) 洗顔整髪 − トースターが動いたりお湯を沸かしている間に、水で洗顔し髪の毛をセット。誤差が3分あるのは、朝食のレシピに依存するから。
8:10(〜12) 朝食、お湯でお茶やコーヒーを淹れる。
8:17(〜19) トイレ
8:18(〜20) 服を着替える − 暇があると漫画をぺらぺら読んでいて、ぎりぎりになって焦る。
8:24 準備完了

えーと、お気づきかもしれないが、僕の目覚まし時計は8:04に鳴る。それから5分ごとに鳴る設定になっている。なぜ8:05じゃないのか?といわれたことがある。理由は、あと1分早ければ!ということが何度かあったからだ。あと1分早ければ!と思うなら、1分早く起きれば良い。