あなたの隣にでんぐりでんぐり

スーパーエッシャー展行ってきました。実物は絵の放つパワーが違うというか、印刷物では見えないエネルギーを感じる。エッシャーといえば「騙し絵」みたいな感覚の人が多くいるかもしれないけれど、僕はエッシャーといわれると、建築とか数学のイメージがある。無限に続くモザイク絵とか、完璧に計算されて作られた視覚的違和感とか。製作過程の絵が残っていて、どれもその作品に籠められたパワーのスゴミがある。
とくに作品で使われた版画とか道具とか、「え？こんなどこにでもあるような小道具がこの絵を生み出すの？」と思うと恐怖さえある。すべての作品に自分のロゴと製作年月日を入れていたり、マトリクスに分割して縮小する手法を取り入れたりと、こいつ絶対飲み会に誘ったら1円単位まで割り勘するな、というぐらいの神経質さ。版画の一線のエネルギーに身震いをする。
…と、まあ、ベタ褒めしてみましたが、こんなことはどのサイトでも言ってる程度の褒め言葉か。違う視点から切り込めないなら、意味もないか。
えーと、行く気なら覚悟するといい。めちゃくちゃ混んでる。チケット売り場で30分待ちとかあるので、チケットは事前に違うところで購入しておくと良い。DSLiteを貸し出して音声ガイドしてくれる。なかなか画期的かもしれない。なんでDSなんだ？という疑問もあるが。室内は暑く、200点近い展示があり、鑑賞には1.5時間を予定していると書かれているが、僕は全部を見るのに3.5時間かかった。正直、すごすぎて胸焼けする。ガチャが人気だといっていたが、ガチャは入場しないでも買える（と思う）出口付近にあるはずだ。混雑時は一人二回までだが、混雑していない場合は、何度やっても良いらしい。それから、わざわざ現地でガチャをやらなくても、通販がある。通販サイトの写真はイマイチだが、実際ガチャをやってみたらムチャクチャ出来がよかったので4回もやった（＞やってんじゃん！）
ユージン
http://www.yujin-net.com/item/first.html
ガチャプール
http://gacha-pool.shop-pro.jp/?pid=1932226