忘れているスキル

自分でもさっぱり忘れていて、他人に指摘されて、思い出すこと、というものがある。無意識のスタンド使い。分類すると、意識しないで使っていたのに特殊能力だった、という系統と、できることを忘れている能力、という2系統。
意識しないで使っているというものだと、具体的に言うと僕の能力なのですが、暗算3桁10口できるとか、まあソロバンの技術。足し算なので、普通に電卓を使えば?携帯についてるんだし、と思う。あと、25m潜水で息継ぎナシで泳げる。これは社会人になってから特殊能力だったことを指摘された。PC画面を10時間ぐらい見続けても別に平気。ほかにもたぶんいろんな気づかない特殊能力を人は持っているのだと思う。コーラにカルピスを混ぜて飲めるとか。おでんとサンドイッチが晩御飯でもよいとか。ダージリンのファーストフラッシュとセカンドフラッシュの違いがわかるとか。
そしてもう1系統の、自分でできることを忘れている能力について。あんまり周りに告知しないので、自分でもさっぱり忘れていて、「え?言ってなかったっけ?」みたいなことがある。たとえばスノーボードができる。マジックができる。指でカエルの顔を作ることができる。あと何かな。MacとWin両方使える。マニキュアを塗ることができる。ブラインドタッチができる。ローラースケートおよびアイススケートが滑れる(バックでも滑れる)。他人のものを躊躇なく捨てることができる。
僕が特殊だ、とか、それは別に普通だ、とか、世間はそう思っていない、とかそんなことはどうでもよくて、観測者が観測対象に対して「それは特殊なスキルだ」と認識するところが重要。あなたが特殊だと思っていないかもしれないその能力は、他の人から見たら特殊な能力かもしれない。