スパイダーマン2の感想(いや、まだ見てないんだけど)

「最新のSony商品はこんななんでっせ」っていうSonyの展示会みたいなのに行ってみました。展示会の名前忘れたけど、まあ、そんなヤツ。んで、そこに最新のプラズマテレビ(50インチぐらいある)ヤツと5+1chサウンドの展示品にスパイダーマン2の映像が流れていました。いや、もちろん全部流れているわけじゃあなくて5分ぐらいのシーンが延々ループしているんですけど。
そこで、これまたSonyらしいおしゃれな椅子が設置されていて、ちょっと見てくださいよ、となっていたので、眺めることにしました。っていうか客がいないからできることだ。普段だったら絶対やらない。
でですねぇ、それを見ていたら、突然、一緒にいったヤツが爆笑しだした。なに!?なにごと!?ヒロインのあまりの不細工具合が笑えたの?なにが面白いの?ねぇねぇ教えてよぅ。僕も笑いたい。笑いたい。とりあえず5分ぐらいがループしているのでもう一回みることに。連れに「気づかないの?」といわれた。ぬぅ。なんだ。なにが面白いんだ。
場面は、建物が崩れてヒロインが落下、それをスパイダーマンが空中キャッチ。というシーン。
なるほどっ!わかった!とその場で爆笑しました。
理由は、ヒロインが落下しているのに、スパイダーマンも飛び降りて落下に追いつくんですよ。えーと、ロビンマスク理論といえばわかりますか?「落下に追いつくわけがない」。そりゃ空気抵抗で上空1000mとかあれば追いつく方法もありますよ、空気抵抗とかもあるし。でも落下する建物の高さなんて地上10階程度。そんな距離で追いつくわけがない。
アニメだとこういうむちゃくちゃな物理現象が頻繁に起こっているので、あんまり気にならなかったんですが、言われれば確かにそのとおり。追いつかない。少女が自分より体重の重い重火器を片手で持ち上げるなんてできない。自分の身長ぐらいある刀を振り回すのもできない。空中で落下中の岩を蹴って違う岩に飛び移るなんてできない。
これってある種、そういうアニメを見慣れているからだろうなぁ、と思います。つまりそういう洗脳のない、一般常識を持った人間がそれを見たら「なんで?」と思う理論が平然と使われている。それがお約束というネタなのかもしれないけれど。



っていうかスパイダーマン2の感想じゃなかったかもしれない。