頭を耕して庭を創る

森博嗣を久しぶりに読んでいる。「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」という新書である。小説ではなく、抽象的な考え方について書かれた本だ。まだ読み途中だけれど。後半ぐらいに庭造りについて書かれていたので、まねをしてみることにした。真似というか、すんなりと理解できた部分という意味で、僕はブログで毎日頭を耕していたのだな、と思ったのだ。
ここのところ、書きたいときに書けば?という方針に転換してみた。誰からも強要されているわけでもないし、無理をすることはない、金になるわけでもない、と考えていたからだ。なので一月に数日しかかかない日が続いた。
しかし、もうちょい書いてみることにする。頻度をあげてみようかな、と思った。実現するかはわからないが。頭を耕すってそういうことなのだろうな、という文章を見つけたからだ。そうやって庭を創っている。どうでもいいことを見つけ、考えている。言語化に落とし込む必要はないはずなのだが、言語化という最終目的があるとモチベーションがあがる。探そうという気になる。
自分で見つけて、自分で考えて、自分で文章にしている。他人から「そうじゃないだろ。こうだろ」と言われることもある。言われるとラッキーだ。「そうか、違ったのか」あるいは「いや、それだとおかしい。なぜならこうだからだ」と理解が深まる。