簡単パン作りと、弊害

3/11に震災があって「買いだめ」が問題になった。このとき、食パンも買いだめする人が多かったらしく、多くのスーパーで見かけなくなってしまった。そのときに思ったのだ。
「パンがなければつくればいいじゃない」 と。
というわけで、パンを作る趣味を始めた。パン作りは別にホームベーカリーを買ってきたわけではなく、普通に自分でコネコネするのだ。まだ半年も経っていないが、ドライイーストをすでに100g近く使っており、計算上15回以上パンを作っていることになる。(強力粉250gにドライイースト6gを使う)
で、思ったんだけど。
多くの人が「発酵」と「オーブン」というものが、ニガテなんじゃないか、ってことだ。僕はニガテだった。だって使ったことないし、周囲に使っている人もいないからだ。
僕の趣味は完全に一人のもので、周囲に同じ趣味の人間はいない(盆栽もケーキ作りもそうだが)友人とは趣味があわなくていいのだ。いろいろな趣味のヤツがいたほうが、楽しい。
話を戻すが、この発酵とオーブンの機能。普通の電子レンジに搭載されていることが多い。最近の電子レンジはいろいろできるし。僕の買った安物のレンジにもついているので、たぶん多くの電子レンジについているんだろう。たぶん、電子レンジには他にも多くの機能を搭載しているが、壊れるまで使われない機能なんかもあるんだろうな。このボタン押したことない、とかあるんじゃないかな。
こういう「周囲で使っている人がいないから」という弊害を、いろんなところで見かけるような気がする。そして逆に「周囲がiphone使っているから」という理由で使いたがる人も。