カンニングにおける、AとBの視点

A視点
「うわー、銀行で爆発物が発見されたぞ!」「犯人を探せ」「え、なんか名乗り出てきたけど、こいつが犯人?」「石油ストーブ用の灯油?」「置忘れってこと?」 →A:銀行に爆発物を設置して逮捕 B:置き忘れて逮捕はやりすぎだ。
B視点
「あれぇ? お母さんに頼まれてた灯油、どこかに置き忘れてきたぞ?」「どこにおいたっけなぁ。あれ、さっき寄った銀行に人だかりが」「あのー、灯油の忘れ物ありませんでしたか?僕のなんですが」「え、逮捕? え?え?」 →A:銀行に爆発物を設置して逮捕 B:置き忘れて逮捕はやりすぎだ。
自分から見えないから存在しない、ということはない。
自分が嫌いな考え方だろうと、納得いかない意見だろうと、なんらかの筋道があるはずだ。理解しようとしろ、とは思わない。ただ、それはまったく異質のものではなく、そういう人間がいるのだ、と思うだけだ。