期待について

「期待する」という単語をたまに使うんだけど、実に他人事である。欲しい物があり、それを自分ではやらず、他人がやってくれることだ。
電子書籍を簡単に作れないものなのか、それをiTunesストアの流通に載せられないものか、と考えていた。
実際、そういうソフトは販売されているのだが、値段がものすごく高い。はっきり言えば足元見てるとしか思えない。
多くの人が考えていたであろうことだが、それを実現してくれそうなものが出てきた。
『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』という本だ。かなり期待している。っていうか『sAB viewer』に期待している。まだ販売はされていないが。
電子書籍の有様、というものが、大きく動いている。漫画家の赤松健が「Jコミ」というマンガのダウンロード形態を考え、発表した。マンガに広告を挟んで無料のPDFマンガをダウンロードできるようにする、という手法だ。こちらも期待している。
まだまだ一般書籍を脅かすものではないにしても、新しいメディアとして受け入れられそうな予感がある。
面白いものが増えるといい。遊びきれないな。楽しみだ。