本屋さんというフィルタリング2

というわけで二つに分けてみた。
現段階では、アプリケーションは「個人」が開発している。もちろん企業も開発しているだろうけれど、個人が開発したものも、企業が開発したものも、差がなく取り扱われている。
音楽や映画はそうなっていない。
現実の本屋さんで、同人誌がそのまま置かれていることはまずないだろう。個人が書いた、出版社を通さない本だ。
問屋システムってのがあって、本屋さんは売れなかった本を戻していいことになっているらしい。出版社や問屋を挟まないと、いつまでも本屋は在庫を抱えてしまうからだそうだ。
そうやってフィルタリングしている。
個人が書いたような売れない本、出版社が出している売れない本を、いろんなところでフィルタリングしている。面白い本だけが、本屋に並んでいる。音楽もそうだ。
じゃあ、iTunes Storeはアプリはどうだろう?
にちゃんねるのまとめサイトが人気だ。そうやってゴミのような情報をフィルタリングし、面白そうなものだけを集めている。では、新聞やテレビのニュースは?
自分の目で見たから一次情報だといえるだろうか? 誰もが林檎の落下を見ているが、万有引力を見つけられなかった。このフィルタリングは?