小売店の生き残る道は、展示場しかないのか?

電器屋を眺めていて、ちょっと欲しい商品があった。念のためiphoneAmazonを見てみると、同じ商品なのにAmazonのほうが15,000円も安い。Amazonで注文して郵送してもらった。
こんなことが、現実に起こっている。大手電器屋でさえ、その扱いなのだ。ポイントカードがある? 10%程度の割引でナニになる? Amazonだったら、そもそも割り引いた代金で販売されているのだ。どうやったら小売店は生き残れるだろう?
本屋やCD屋なんて顕著だけれど、結局Amazonに負けている。本屋でぱらぱらと見て、欲しい本があったら買うが、なかったらAmazonで注文してしまう。1冊だってそうだ。
そこで考えたのが、展示場としての生き残り方法だ。電子書籍が出回るようになり、実験的に行われている本屋もあるはずだ。それは電子書籍を、本屋店頭で販売する、という方法。これは、本は売り物そのものじゃあなく、ただの展示品、という方法になる。
今は、本やCDや家電が中心だが、そのうちスーパーや生鮮食品も同様になるのではないだろうか? 衣服やアクセサリーはどうなのだろう? これもそのうち通販になってしまうのだろうか? 現状、展示場以外の利点が思いつかなかった。小売店はどうやって生き残るのだろう?